コロナウイルスの恐ろしいところは病気の発症と言うよりも、業界そのものを破壊する威力だと思います。
確かにコロナの感染は侮れませんが、コロナは私たちの今までの常識をぶち壊したと思います。
これは一年前からは想像のつかなかった変化だと思います。
業界そのものが破壊された
今までいろんな災難や不況がありましたが、私がこれまで生きてきた中で業界そのものを破壊したのはコロナ以外思い浮かびません。
例えば記憶に新しいリーマンショックでは、多くの企業が損害を受けましたが、一つの業界を破壊する程の被害は無かったと思います。
また東日本大震災では東京電力が原発でボロボロになりましたが電力業界自体は破壊と言うまでの被害は受けていません。
しかし、今回のコロナは今までとは違うと思いました。
例えばJALやANAと言った航空業界の被害は甚大です。
国際線はほとんど飛んでいないですし、国内線も自粛モードで乗客は激減です。
事実上の営業停止状態だと思います。
ANAについては年内まで持つかなんて話もありますし、JALも来年は怪しいなんてうわさもあります。
さらに国内に限らず国外の航空会社も厳しい状況です。
今まで航空会社は華やかで勝ち組のイメージがありましたが、今回のコロナで一気にイメージが変わりました。
株式についても航空会社は優待券があり人気でしたが、コロナのおかげで暴落です。
コロナが航空業界そのものを破壊したと言った感じです。
コロナの恐怖は経済
コロナの恐怖は感染して発症することより経済的な影響だと思います。
世間では感染防止の為、旅行や外での飲食は控える雰囲気ですが、これらで稼いでいる人から見れば感染より収入が途絶えることが恐怖だと思います。
なので一概に自粛自粛と言うのは難しいと思います。
経済と感染対策をしないといけないので難しい状況が続くと思います。
今までこのような経験はありませんでしたが、これからは業界そのものが破壊されるリスクを考えておく必要があるのかもしれません。
あまり考えたくはないですが今後は戦争や富士山噴火、巨大台風等想像がつかない自然災害が業界を破壊する気がします。
最後に私の独り言ですが、このような業界そのものを破壊する出来事があった場合、一番割を食うのがサラリーマン(労働者)だと思います。
サラリーマンは安定していると言われておりますが、サラリーマンの収入だけに頼らず、副収入について考える機会でもあると思います。
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