印鑑とサイン

ハウジングNZ物件の契約更新でも書きましたが、法律家による認証は本当に面倒です。
そう思うと日本の印鑑の方が、利便性が高いと思いました。
最近は印鑑は時代遅れなので国際化に合せて日本もサインを主流にすべき。との意見も耳にしますが、認証の煩わしさを味わうと、一概にサインが印鑑より優れているとは言い難いと思います。ただ共に一長一短がありどちらが優れているとは言い切れないと思います。

英語圏のサインについて

英語圏の国に住んだことは無いので、どのような契約時に弁護士等の法律家の証明が求められるのかはわかりません。

おそらくすべての書類のサインに法律家の証明が求められるわけではないことでしょう。
主に不動産の購入や賃貸契約、銀行とのローン契約等、契約の重要度によって法律家による証明の要否が決まるのかもしれません。
特に、不動産の売買やローン契約などは大きな金額が動きます。
このように大きな金額が動く契約では弁護士等の法律家が絡むことで不正等を抑制しているのかもしれません。

また、日本は弁護士等の法律家は身近な存在ではありません。
少し困ったことがあるから弁護士に気軽に相談・・・なんていう人はそうはいないと思います。
弁護士に相談すれば高額な相談料が取られそうな気がしますし、弁護士事務所に電話すること自体敷居が高く感じます。
一方、NZをはじめとする英語圏の国は弁護士が意外に身近な存在であり、あまり費用もかけず気軽に相談できる人たちなのかもしれません。
なので契約の認証も日本の印鑑証明を取るような感じで、弁護士事務所にお願いすればすぐにやってもらえるのかもしれません。

一方の印鑑は

日本では印鑑は必需品です。一部サインでできることもありますが契約関係については印鑑中心と言って良いと思います。
なので印鑑を忘れた場合、契約ができない、受け付けてくれない等の不都合が生じます。
こう見ると不便なようですが、認証とは異なり第3者の証明は不要で印鑑一つで契約できてしまいます。不動産の売買契約等、大きな金額が動く契約は印鑑証明が求められますが、やはり第3者の力を借りる必要はありません。
契約を自分一人でスムーズに行うという意味では印鑑は便利だと思います。

しかし、利便性とそのデメリットは表裏一体です。
認証では法律家が関わるでの不正が抑制できるのではと推察していますが、印鑑はそれが無いので詐欺などに巻き込まれるリスクは高いような気がします。また脅迫されて無理やり契約書に押印させられるリスクもあると思います。(実際にそのような事件もあったと思います)
NZに住んでいるわけではないので何とも言えないですが、日本は契約に係る詐欺が多いような気がします。

印鑑とサインどちらが良いのか

正直どちらが良いのかわかりません。文化の違いもありますし、日本がすぐにサイン中心というのも難しいと思います。
もちろん、印鑑にもサインにも上述であげたようにメリットとデメリットがあると思います。
ただ個人的な意見ですが、国際化のご時世、日本でも認証という習慣が多少は浸透し、印鑑でなければ絶対ダメということではなく、一般的になっても良いと思います。

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