先週の土曜日、青色申告会に行きなんとか確定申告を終わらせてきました。
日本の確定申告は毎年、大作業なので一通り終わって安心しています。
申告会の担当者は不慣れ
ここ最近、確定申告は青色申告会を通して行ってるのですが、今回は逆に申告会の担当者から相談されてしまいました。
何を相談されたかというと
「毎年、過去の申告の例に倣ってまとめているが、正しい方法なのか一度税務署へ確認してはどうですか?」
とのことでした。
海外の不動産関係の申告というのはほとんど例がないらしく、毎年担当者は試行錯誤しながら相談に乗っていたようでした。
特に外税控除についてわからないため、かつて1度だけ私が税理士にお願いした際の資料を見よう見真似で対応しているとのことでした。
そこでコロナの影響で税務署相談も完全予約になっており、以前より相談しやすい体制なので一度相談してみてはどうか?とのことでした。
担当者の気持ちも十分わかりました。
しかし、相談会場へ行っても同じような対応だと思います。
税務署職員も見よう見真似だった
青色申告会にお願いする前は税務署職員がいる申告会場へ行き相談しながら申告を行っていました。
特に1戸目を購入した後の初めての申告は会場に朝一番で乗り込み、ゼロから申告の方法を教えてもらった覚えがあります。
幸い、その時の担当者はとても親切で申告書の記入の仕方や計算方法を教えてくれました。
しかし、その担当者も海外不動産の申告は初めてだったらしく、何冊もの税金関係の書籍を調べながらのアドバイスでした。当然、会場にいるほかの税務署職員も海外不動産の税務はわからないようでした。
税務署の担当者も試行錯誤のアドバイスだったようで、結局すべてが終わるまでにお昼頃までかかったと思います。
翌年の申告も同じように相談に行きましたが、やはり税務署職員の方はよくわからないらしく、言われたことは
「昨年と同じようにやれば良いですよ。昨年はうちの(税務署の)職員に聞きながら申告書作成したんですよね?」
でした。
いい加減と言えばいい加減です。
なので、今回、青色申告会の担当者の言う通り、申告会場へ行って相談しても同じような対応をされるような気がしました。
それに相談会場へ行く場合は年休を取っていかなくてはなりません。手間も時間もかかるので明らかな問題がないならば提出したいという思いでした。
税理士への確認は必要なのか
海外の不動産に関する税務は事例も少なく詳しい人がいないというのが現状です。
特に私が住むような地方都市はなおさらでしょう。
青白申告会も試行錯誤で税務署もあまり詳しい人がいないといった状況です。
今年の目標にも書きましたが、このような状態で申告をするのも後々問題が起きても困るので詳しい税理士を探したいというのが本音です。
今回の申告の際、青色申告会の担当者へ税理士についても相談したところ紹介することは可能とのことでした。紹介してほしいならば、今は税理士は繁忙期なので6月くらいに一度青色申告会へ連絡してくれとのことでした。
正直、紹介していただく方は海外税務に詳しいのかは疑問ですが、せっかくなのでお話だけでも聞いてみたいと思います。
とりあえずすっきりしない部分がありましたが、今回の確定申告が済み一安心しています。
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